■天パー社長日記■利益が出た、利益が出た、利益が出た~
町田市の税理士 高橋浩之 です。
■天パー社長日記■
利益が出た、利益が出た、利益が出た~
ある月ある日。 会社で税理士と決算の打合せ。 利益が出たんだと。 ピンと来ない。そんなカネないし。 ややこしくなく説明してくれ、って言ったら、売掛金だの、在庫だの、固定資産だの、ややこしく説明されちゃったよ。 そんなこと聞いてもよく分からないから、税金いくら?って聞いたら、〇〇円だって。 ウチくらいの規模の会社だと、だいたい利益の30%を税金とおもっていればいいらしい。 利益が出たことだし、仕事は早く切り上げ、帰りに一杯やる。 なんと、早割で生ビール最初の1杯30%引きだと。 今日は30%に縁があるな。 税金の元とれた・・・わけないか。 |
■ 利益は姿を変えている
利益が出たっー。
でも、利益が出ても、その分、通帳の残高が増えるわけではありません。
いや、増えていればいいほうで、逆に利益が出ているのに通帳の残高は減っている、なんてことがよくあります。
そんなときは、利益が通帳の残高ではなく、目に見えにくい資産(売掛金やら在庫やら固定資産やら)に姿を変えているのです。
■ 利益が出れば税金の負担も-税金の負担率-
利益が出れば、税金の支払いも出てきます。
中小企業の利益に対する税金の負担率は、おおむねつぎのとおり。
*法人税、復興特別法人税、法人事業税、法人住民税の合計です。
利 益 | 税金の負担率 |
400万円 | 24% |
800万円 | 25.2% |
1,200万円 | 30.8% |
1,600万円 | 33.6% |
2,000万円 | 35.3% |
自社の規模に応じた負担割合を把握しておくといいですね!
関連記事
- <よくある質問>税金が少なすぎて、不安です、の巻
*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。