景気だって気から、の巻
町田の税理士 高橋浩之 です。
■■■
景気をよくするのは簡単(?)
理論的には(?)、景気をよくするのは簡単なはず。──みんなが景気がいいとおもえばいい。そうすれば、将来に対する経済的な不安がなく、みんなお金を貯めこまない。個人の会社もお金を使う。銀行もどんどんお金を貸す。世の中のお金の回りがよくなる。つまり、景気がよくなる!(←気をつけなければ、バブルですが・・・)
■■■
江戸っ子は、景気がいいから宵越しの銭をもたなかった
江戸っ子は宵越しの銭はもたない。こんな言葉があります。じつはこの言葉、当時の景気のよさをあらわしているという説があります。景気がよくていくらでも仕事があるから、宵越しの銭(つまり貯金)は必要なかったというわけ。
でもこれ、順番が逆でもいいような気がします。江戸っ子気質として、宵越しの銭を持たないことを〝粋〟とする風潮があった。それゆえ、どんどんお金を使った←こっちが先にありき。だからこそ、景気がよくなった!
宵越しの銭を持たない江戸っ子気質⇒世の中お金の周りがよくなる⇒景気がよくなる⇒宵越しの銭を持たなくていい⇒世の中お金の回りがよくなる⇒景気がよくなる(以下、無限連鎖)・・・
■■■
景気だって気から
病は気から、という言葉があります。病気は気の持ちよう。それによってよくなることもあれば悪くなることもある。
景気だってそう。景気は気から。これが正鵠を得ているかも知れませんね。
*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。