社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

会計の世界では1年を超えると長期になる、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。



この短気↓↓じゃなくてですね、
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短い期間の方の〝短期〟というと、あなたはどのくらいの期間をイメージしますか?

時間の感覚は、おカネの感覚と同じで、相対的ですよね。

アインシュタインの言ったということばがあります。

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「可愛い女の子と1時間一緒にいると1分しか経っていないように思える。
熱いストーブの上に1分座らせられたらどんな1時間よりも長いはずだ。
相対的とは、そういうことだ。」


会計の世界では1年を超えると長期になる

アインシュタイン先生はそういいますが・・・
会計の世界では、長い短いを一律に決めています。

1年までを短期として流動的なものに、1年を超えると長期として固定的なものとするルールがあるのです。

ワンイヤールールといいます。


たとえば、会社が借りたおカネ。
1年以内に返済する約束のものは、短期借入金(=流動負債)。
1年を超える期間で返済するものは、長期借入金(=固定負債)。

ワンイヤールールを厳密に適用しても、利益の額や税金に変わりはありません。

しかし、会計のルールとして、1年を基準にして短期(=流動)と長期(=固定)を分ける。このことは覚えておきたいですね!


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