じょりじょりわかった~、償却資産税、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
■じょりじょりわかった~、償却資産税
■毎年1月末までに償却資産税の申告があります。
■償却資産税は、固定資産税の一種です。
そのとおり。
固定資産税は、土地、建物にかかります。
■固定資産税は、土地や建物以外の会社の資産にもかかります。
その税金が償却資産税です。
償却資産税がかかるのは、会社の備品や機械などの設備に対して。
つまりは、会社の減価償却資産にかかるのです。
(注)
くるまには、自動車税がかかるので、償却資産税はかかりません。
■土地や建物は誰が持っているか登記で、はっきりとわかります。
でも、会社の備品や機械は、だれがどんなものを持っているかわかりません。
そこで、年に一度あなたの会社がどんな備品や機械を持っているかのリストを市役所に提出します。
これが毎年1月末までの償却資産税の申告なのです。
■おっと、サラッと読んでしまいますが、提出先は市役所です。
償却資産税は固定資産税の一種ですからね。
固定資産税の役所は市役所でしょ。
■市役所に提出するリストに記載するのは、
・いつ、いくらで買ったか
・耐用年数は何年か、など
■市役所では提出されたリストにもとづいて、償却資産税を計算して、会社に通知します。
だいたい5月上旬ころのことです。
■そんな税金払ったことないなぁ
実際、中小企業では、多くの会社が支払う税金では、ありません。
償却資産税を払うのは、
●機械をたくさん所有する製造業や建設業
●店舗・事務所の内装に数百万円の単位でおカネをかけている会社などがほどんどです。
リストの提出はしても、税金の支払いがない会社も多いのです。
こんな償却資産税、あなたの中で、すこしは知名度上がったでしょうか?
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