となりの芝生は青い、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
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「どういう業種の会社が景気いいんですかね?」
お客さまとの雑談の中で、「どういう業種の会社が景気いいんですかね?」なんて話の流れになることがあります。答えはきまっていて、それは、業種は関係ないということ。景気がいいとされている業種の中にも赤字の会社はあるだろうし、不況業種でも黒字の会社もあるはず。
要は、業種に関係なく、その会社次第──、でも、そういったら元も子もないし、やっぱり他の業種は気になります。となりの芝生は青いときまっていますからね。
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コツコツと地道に本業の道をあゆむのはいちばん(?)
気になって気になって、その気持ちがおさえきれなくなった会社が異業種に進出します。本業でない商品やサービスを扱うようになる。先日お伺いしたお客さまの周辺に、そんな会社(→本業でない商品を取り扱った会社)があったそうです。
ところが、残念ながらその本業でない商品の取り扱いはうまくいかなかった。本業にはもちろんノウハウがあっても、畑違いのモノを扱うときはそうもいかない。本業を圧迫して、その後遺症にいまも苦しんでいるそうです。
その場では、地道に本業に精を出すのがいちばんだね。コツコツとさ。拡大しない勇気というか、そこにとどまる勇気も必要だよね。こう話はまとまりました。
男:どうだこれ? ホレ、どうだどうだ、ホレホレ、これ。
女:・・・地道にいこうよ。
こう言われちゃ、元も子もありませんな。
まあ、でも、これはほんとうにむずかしい。実際に他業種に進出して成功している例もあるわけですから。世の中への変化の対応ということもありますし。
他業種に進出することが、吉と出るか凶と出るかはその会社次第──なんですかね。あれれ、やっぱり行きつく先はそこか・・・
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