社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

ものごとの先送りは、禁断の喜び(?)、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。



税金の世界にも先送りがある


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ものごとの先送り。ついついやってしまいます。いいか悪いかでいえば、すくなくともいいことではないんでしょうね。でも、先送りを決めた瞬間って、禁断の喜びに近い快感(?)がありますよね。

税金の世界にも先送りがあります。課税の繰り延べっていうやつです。いま払わないで、将来税金を支払う。税金を支払いを将来に先送りするわけですね。先送りするだけですから、長───い目で見れば、ちがいは、いつ支払うか、という時期のちがいだけ。


節税は、税金の免除でないことがよくある

じつは節税といわれるものには、この課税の繰り延べにすぎないものが多いんですね。節税で、税金が免除されるのかとおもえばさにあらず。将来へ先送りしただけ。こんなケースがよくあります。


あっ、そう? 単なる先送りなの? でも、まあ、とりあえず先送りしとこうか。

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こんな気持ちになってしまうのは、しかたないんでしょうかねぇ。やっぱり、先送りには、禁断の喜びがあるから?

*節税≒課税の繰り延べ=禁断の喜び=してはいけないけどとても魅惑的、という意味ではありません。念のため。



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