世間並みが好きで時価を愛する。中立公平を旨とするわりには───税金くんはこんな性格、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
✓ 税金くんはこんな性格、の巻
●世間並みが好きで、
女:あなた、年収は?
男:・・・・・・世間並みだ
●時価を愛する。
女:ねえ、時価というのは高いものなの?
男:時価とはそのときの値段ということだ。決して高いということじゃない
●中立公平を旨とするわりに、特別扱いをすることがある。
男:おいおい、おれがこんなことするのお前だけだぞ~、ホレホレ~
世間並みが好きで、時価を愛する。中立公平を旨とするわりに、まれに特別扱いをすることがある。
↑ こんな人、いますかね?
じつはこれ、すべて税金(擬人化しているので、以下税金くんと呼ぼう)の特徴なんです。税金くんは、世間並みが好きで、時価を愛し、中立公平を旨とするわりにまれに特別扱いをすることがあるんです。
●税金くんは世間並みが好き
世間並み、世間相場の金額があるとします。それとかけ離れて、日当を出したり、会社が社長個人と取引をしたりすると、それはいかん、と言いだします。
●税金くんは時価を愛する。
時価とかけ離れた金額で取引すると、贈与税がかかるだの、所得税がかかるだの、法人税がかかるだの、いろいろなことを言ってきます。
●税金くんは中立公平を旨とするわりに、特別扱いをすることがある
中立公平を旨とします。それを守ろうとするばかりにややこしいことを言うことがあります。でも、政策的に必要なときは、特別扱い(租税特別措置法)で特定の会社に減税をすることがあります。
こんな税金くんの性格、税金くんと付き合うときに覚えておいて損はないですよ。
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