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電気はコマメに消しましょう、トイレはふたり以上で使いましょう、そんな経費削減よりも売上を──、 巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。



電気はコマメに消しましょう、トイレはふたり以上で使いましょう、そんな経費削減よりも売上を──、巻

会社の業績改善のポイントは、どこにあるんでしょうか? 経費の節減というのもそのひとつです。ムダな経費はなくさなくてはなりません。でも、経費の節減は後ろ向きのことでして、どうしても暗い話になりがちです。

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*ムダな経費がないかの調査をコンサルタントにお願いしたら、おれに反応したよ。これはいったい・・・??


少ない経費を節減しても意味はない

後ろ向きで暗くなることもありますが、効果という点でも?(はてな)印がつきます。経費の節減というと、電気はコマメに消しましょうとか、トイレはふたり以上で使いましょうとか、そういった方向に流れがちです。

でも、それらは、あまり効果がない。会社の業績を鳥の目でみたとき、全社の中で、そのような経費が占める割合はごくごく一部です。たとえばの話、電気代、水道代がゼロになっても、会社の業績が目に見えてよくなることはないでしょう。

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*経費節減のため、トイレはふたり以上でつかいましょう! こんなんで、会社の業績が上がるのか!?

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*経費節減のため、海外送金は自らの手で! こんなんで、会社の業績が上がるのか!?


エネルギーをつかうのは売上の確保に!

経費の削減を考えるよりも、それより先にもっと考えることがあるはず。もちろん、それは売上をすこしでも多くするにはどうするかということ。中小企業の場合は特にそうです。

大企業ならば、拠点の廃止などでおおきな効果のある経費削減も可能でしょう。でも中小企業はそうはいかない。

おなじエネルギーをつかうのであれば、経費の削減にではなく、売上のために‼



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