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人間の脳は、新しい不満を探すようにできている、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。


人間の脳は、新しい不満を探すようにできている、の巻


働き者だけあつめても、働かない者がでてくる

働きアリでも、すべてがすべてがんばっているのではない。こんな話を聞いたことありますか。

じつは、働きアリでも一生懸命働いているのは80%くらいだけらしいんですね。のこりの20%のアリはサボっている。そこで、今度はがんばっているアリだけを別にしてみる。すべてのアリが働くかといえばさにあらず。やはり20%の働かないアリが出てくるそうです。

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*どんな集団にも、働かない20%のアリがいる!


100%の満足はつづかない

人間の脳にも似たような働きがあるんだと、ある脳科学者の本に書いてありました。

知り合いの中に、どうしてもソリが合わない人がいるとします。残りの気の合う人だけと付き合うようにする。最初はもちろんいい。でも時が経つと、その中に何人か〝この人がいなければいいのに・・・〟という人が出てきてしまうというんですね。

どうしてそんなことがおこるのかというと、それは、人間の脳はそういう風にできているから、だといいます。

人間の脳は100%の満足がつづくようにはできていないんですね。脳は、不満要素を取り除いても、新たな不満を探し出してしまう。


これを、人間の欲望にはキリがない、と捉えれるべきかよくわかりません。でも、そうできているらしい。どうにかしたくても、そういう風にできているじゃどうしようもないわけでして・・・

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 *人は、新たな不満を探している(?)


そうすると、結局、不満があることを承知をして、それを含めて現状をあるがまま受け入れるのが、もっとも精神衛生上いいんですかね?100%を追い求めても、そうはならないんですから。

でもそうすると、現状維持がいちばん、なんてことになってしまう。

『現状維持では、後退するばかりである』かのウォルト・ディズニーはこんな名言をのこしているというのに・・・


ねえねえ、どうしたらいいの?

──と、ここで有名なねずみのキャラクターに問いかけているイラストを書こうとして、ディズニーが著作権に厳しいことに思い当たり、やめる

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