社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

クローズアップでは根拠のある自信をもって臨み、ロングショットでは根拠のない自信をもって臨め、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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世の中には2種類の人間がいる・・・・・・・

「世の中には2種類の人間がいる。〇〇と〇〇だ」この言い回し、よく耳にします。曰く。「───敵と、使用人だ」曰く。「───金が好きな人間と、大金が大好きな人間だ」

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 *「世の中には2種類の人間がいる。あげる人間と、常にもらう側に属する人間だ」


では、こんなのはどうでしょう?「世の中には2種類の人間がいる。根拠のない自信をよしとする人間と、根拠のない自信をよしとしない人間だ」

あなたは、どちらですか? 根拠のない自信をよしとしますか? それとも・・・

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根拠のない自信をよしとする根拠


売れる企画を生み出す基礎体力をつけるためにはジャンケンが強くなければならない。ジャンケンには必勝法がない。必勝法がないのに、おれは強いんだ、負けるはずがない。そう言い切れる自信。そんな根拠のない自信を持つことが発想・企画を考えるという正解のない世界では何より大切だ。
──秋元康著「企画脳」(PHP文庫)から──

正解のない世界では何より根拠のない自信が大切らしい。でも、よく考えてみれば、発想・企画の分野に限らず、世の中に正解なんてない気がする。

それに加えて、人間は、明日のこと、いやもっと短く1時間後のことだって正確に予見できない。そりゃそうだ。1時間後に何が起こるのか誰にもわからない。

私たちは、正解がない世の中に生きている。未来の予見能力がない。ならば、(いっそ開き直って)根拠のない自信を持つしかないじゃないか。そうでなきゃやってられない。根拠のない自信を持って今を一生懸命生きる!←これしかない。

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根拠のない自信をよしとしない根拠

根拠のない自信をよしとしない根拠。それは、あやふやなことに頼るのはよくない、ということ。根拠がないんだから、あやふやに決まっていますね。むむっ、これもわからないでもないぞ。具体的にものごとに臨むとき、怪しげで、おぼつかない、不確かで、疑わしい情報だけを頼りにするのでは心もとない。確固たる自信の持てる状況を作り出すことは大切です。やはり、個別具体的問題では、根拠のある自信を持たなきゃ。

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つまり、こういうことでいいのかな?

つまり、こういうことでいいのかな? クローズアップでは根拠のある自信を持って臨み、ロングショットでは根拠のない自信を持って臨む。こんな処世訓でどうでしょう? ねえねえ、どうでしょう? チャップリンさん!

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*「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」(チャールズ・チャップリン)

企画脳 (PHP文庫)

企画脳 (PHP文庫)




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