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2020年、税金の納付方法の常識がかわる⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


今年(2020年)は、税金の納付方法の常識が大きくかわる年になりそうです。

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電子納税なる仕組みが格段に便利になった!

決算が終わると、会社はいろいろな税金を納付します。幾通にもおよぶ税金の納付書を持って銀行へ行き、窓口で納付する。これが今までスタイルでした。

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*税金の納付書は最大5通。銀行窓口で納付するのが今までのスタイル。


それが、銀行へ行く必要がなくなった。電子納税なる仕組みが、格段に使いやすくなったんですね(*)。じつは、今までも、その仕組みはありました。でも、税金の種類によってはできないものがあり・・・結局、銀行の窓口で全部まとめて納付するのが手っ取り早かったのです。

(*)昨年の10月からです。

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具体的なイメージは?

具体的なイメージです(一例)。

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*税金の納付日を決める。
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*電子申告。
続けて、さきほど決めた税金の納付日も送信。
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*納付指定日に、あらかじめ指定した口座から税金が自動振替

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この仕組みを利用するためには、事前に、税務署と銀行への届出が必要です。もちろん届出は、最初の1度きり。時間をかけて銀行へ行って、混雑時には待たされて・・・。そのようなことからは解放されます。ぜひぜひ、ご検討を。



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