社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

税理士になろうとする若者が減っているらしい、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


税理士になろうする若者が減っているらしい。

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夏がくれば思い出す。税理士試験の思い出

税理士試験は、毎年8月上旬に行われます。夏の盛り。したたり落ちる汗。汗が落ちると、解答用紙がへにょへにょになって無理に記入すると破れてしまう。わたしが受験していたころは、会場に冷房がなく、暑さに対する備えも重要な試験対策のひとつでした。

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 *汗が落ちるぞ。したたり落ちるぞ~。(注)もちろん炎天下で行われるわけではない。

試験はいくつかの科目にわかれます。それぞれの試験時間は2時間です。2時間はけっして長くなく、あっという間にすぎます。わたしの人生において、これほど集中した2時間、これほど短く感じた2時間は、税理士試験の2時間をおいてほかにない! これは断言してもいい!(←どうでもいいことだったね。それにすこしオーバー。冷静になっていれば、ほかにもこれと同じくらい集中し、短く感じた2時間はあるような気がする)。

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なぜ、税理士を目指さないの?

まさに終わったばかりの税理士試験について、気になるデータがあります。それは受験者数の減少。とくに40歳以下の若年層の減少が顕著らしい。つまり、税理士になろうとする若者が減っている!

なぜ? AI(人工知能)にとって代わられる職業だと言われているからだって? いやいや、それはおそらくだいじょうぶ。現場で仕事をしていると、じつに人間らしい問題に直面します。そんなことが多々ある。人間らしい、あまりにも人間らしい問題をAIが解けるとはおもえません。

なぜ? たいへんな割には収入面で報われないからだって? いやいや、楽な職業はない。どんな職業だって回りからの厳しい目が注がれる中でやっていかなければならないのです。

なぜ? 夏の試験は汗で解答用紙がへにょへにょになるからだって? いやいや、・・・・・・それはAIがきっと解決してくれる!

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 *さすがAI。

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このブログも税理士ばなれを防ぐ一助に

若者の税理士ばなれを防ぐには、税務・会計の世界に興味をもってもらわなければならない。このブログもそんな崇高な使命を帯びていると(勝手に)解釈して、つづけていきましょう。



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