──あなたは、なぜ税理士になろうと思ったのですか?──の巻
町田の税理士 高橋浩之 です。
日本税理士会連合会(日税連)の学生向けパンフレットに載せるアンケートへの協力依頼がありました。中にこんな設問が。
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こうして税理士になろうと思った
わたしの職業生活のスタートはトラックの運転手でした。高校を卒業してトラックの運転手になったんですね。誰からいわれたわけではなく、自分で決めて、自分で探して、望んで就いた仕事。楽しくてよかったんだけど、数年経つうちに他の道もあるように思えてきた。
歳をとってから、何もしなかったことを後悔したくないという思いが芽生えました。自分なりのチャレンジをして、ダメならいつでもトラックの運転手にもどればいい。生まれて初めて将来のことを真剣に考えた。そんなとき書店で手に取った『あなたに合った資格を取ろう』という本から選んだのが、税理士でした・・・
と、アンケートに書いたのは以上のようなこと。
でも、じつはそう考えたあとの、踏ん切りをつけてくれた同僚からのひと言があります。曰く。「お前、結局やらないんだろうな」 掛け声だけで、結局行動できないんだろ? そんなニュアンスです。そう言われて ”そうなんだよね。言ってはみたけれど、やっぱりやらない” とはふつうならない。わたしもならなかった。
人には、人生を決めるひと言があるとすれば───「お前、結局やらないんだろうな」そのひと言だったような気がします。
アンケートには、他にこんな設問も。───税理士に必要な資質は何だと思いますか?───これには「愛嬌」と答えました。ふざけているわけではなく、どんな職業にも必要な資質だと思うのです(自分にないものだから余計に)。 |
日税連の学生向けパンフレットにこんなアンケート結果が載っていたら、それはわたしです(載るかどうかわからないけど)。
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少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。