ガソリン税が、国に入り、それから地方へ入る物語、の巻
町田の税理士 高橋浩之 です。
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ガソリン税に詳しくない税理士がガソリン税について調べた
先日、話す機会があって、ガソリン税(*)について調べました。
*ガソリン税、正確には揮発油税です。ただし、この記事ではガソリン税といいましょう。
わたしは税理士です。ガソリン税は税金なので、調べるまでもなく、よくわかっているはず・・・・・・ないんですね。わかっていないことの言い訳をするわけではないですが、ふだんの業務でガソリン税に関わるなんてことありませんし(←言い訳をしている)。それに、ガソリン税についてよくわかっている税理士さんなんて、あまりいないんじゃないかなあ(さらに言い訳をしている)。
*ガソリンで動いているのはどれでしょう? 答えは、Fだ!
とはいえ、せっかくですから(?)得た知識をご披露しましょう。
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ガソリン税は道路の面積などに応じて配分される
ガソリン税は、ガソリン税と地方ガソリン税の総称です。地方ガソリン税は、地方と名がついていますが、じつは国税。国の税金としていったん国に入ります。それが全て、道路の延長・道路の面積によって各都道府県、各市町村に配分されることになっているんですね。
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タバコ税と似ているけど、違う!
話は変わって──、タバコ税という税金があります。じつは、タバコ税とガソリン税は似たもの同士。タバコ税も総称で、タバコ税と地方タバコ税というふたつの税金があります。似てますよね。でも、似ているにはそこだけ。仕組みは違う。
地方タバコ税は、売れた本数に応じて地方自治体の税収なるようになっているんですね。「タバコは地元で買いましょう」なんてスローガン見たことありませんか? それにはこんな仕組みがあるから。
でも、ガソリン税は紹介したとおり、道路の面積などによって配分される分が決まってしまう。地元で一生懸命ガソリンを入れてもそれで地元自治体が潤うことはありません。ですから、「ガソリンは地元で入れましょう」とは言わないのです。
ふ~。よく言われるようにインプットした知識はアウトプットすることによって、真に身につく。ガソリン税については、話をしたし、ブログに書いたし、これで万全!(でも、業務では関わりがないけど・・・)。
*ちなみにお酒の税金は国税です。お酒は地元で飲まなくてもいいですよ。
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