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ややこしいことを、ややこしくなく

お行儀のわるいごまかしをすると、重たい税金がかかる、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。


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お行儀のわるいごまかしをすると、重たい税金がかかる

税金のごまかし方(?)にもいろいろありますが、お行儀のわるいごまかしをするとふつうよりも重たい税金が追徴されることになっています。どのくらい重たい追徴かというと、ごまかした税金の35%。もちろん、これは悪質なごまかしにお灸をすえますよ、ということ。

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 *お行儀のわるいごまかしをすると、重たい税金がかかる

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お行儀のわるいごまかしをすると、利息も多くなる

でも、じつはお行儀のわるいごまかしに対するペナルティはそれだけではないんですね。

税金の追徴があるときは、利息のように日数に応じて計算をする税金も、併せてかかってきます。当然、日数が増えれば増えるほど金額は多くなってきます。そのような税金は、お行儀のわるいごまかしでなければ、1年分以上はかかりません。でも、行儀のわるいごまかしのときは、3年前の税金の追徴であれば、3年分しっかりとかかってきます。これ、案外見落としがちなんですね。あとからズッシリと効いてきます。

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くれぐれもお行儀のわるいごまかしなどなさりませぬよう

専門用語を駆使(?)すると、
●お行儀のわるいごまかし=事実を隠ぺい、または仮装して申告すること
●重たい税金=重加算税
●利息のような計算をする税金=延滞税
ということになります。

事実を隠ぺい、または仮装して申告すると重加算税がかかり、延滞税もフルでかかってきます。また、それら重加算税、延滞税は損金になりません。くれぐれもお行儀のわるい税金のごまかしなどなさりませぬよう。

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       *「はいっ、わかりましたっ!!」



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