サッポロビールが国税にとなえた異議は棄却された、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
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サッポロビールが国税にとなえた異議は棄却された
ビール系飲料「極ゼロ」をめぐるサッポロビールと国税の対立にあらたな進展がありました。サッポロビールの、国税に対する異議申し立てが棄却されたようです(2015年9月25日報道)。
── 「極ゼロ」をめぐる経緯 ──
●サッポロビール、第三のビール「極ゼロ」発売
●国税、サッポロビールに製法を照会
●サッポロビール、極ゼロは第三のビールに当たらない可能性があるとして、酒税115億円(発泡酒としての税金)を自主納付。
●サッポロビール、第三のビールとしての確証を得たとして、国税に支払い済みの115億円の税金の返還を要求
●国税、返せないっていう
●サッポロビール、国税に対して異議申し立てをする
●国税、サッポロビールからの異議申し立てを棄却⇒いま、ここ(NEW!)
<今後予想される展開>
サッポロビール、国税不服審判所に審査請求
↓
国税不服審判所の裁決
↓
サッポロビール、裁決に不服があれば、訴えを提起することができる。
(国税は、不服があっても訴えを提起できない)
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