おトク感を出したいのなら、値引<中身の充実、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
✓ おトク感を出したいのなら、値引き<中身の充実
700円で仕入れて、1,000円で売っているバナナ。
このバナナを20%値引きして売ると、儲けはなんと1/3の100円になってしまいます。
利益率30%のバナナ、20%値引きすると、利益率はなんと1/3(?)、の巻 - 社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ
それだけに着目すると、値引きはあまりいい選択肢はないようですね。
儲けがグッと減ってしまいます。
でも、なんとかおトク感を出したい。
そんなとき、値引き以外になにかほかの方法があるでしょうか?
おまけキャンペーンはどうでしょう?
〝いま購入の方には、一袋プレゼント〟なんて通販でよく見かけますし、〝期間限定〇%増量キャンペーン〟なんていうのもスナック菓子でたまにあるようです。
たとえば、こんなように。
売り値は1,000円のまま。値引きはしません。
その代わり、中身の20%分をおまけにつけます。
原価は20%相当のおまけによって、その分増えます。
700円×1.2で840円⇒原価。
1,000円で売るわけですから、儲けは差し引き160円になります。
売り値の20%引きだと、儲けは100円。
20%のおまけだと、儲けは160円。
だいぶ開きがありますねえ。
お客さまにおトク感を感じてもらいたいとき、値引きよりをするのではなくて、中身を充実させる。
このことを検討されてはいかがでしょうか?
*これは、おまけではなく、余計なことという
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少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。