なぜ、国税当局は極ZEROを発泡酒だと疑ったのか? の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
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サッポロビール、「極ZERO」を発売中止
国税当局は、なぜそれを発泡酒だと疑ったのか?
サッポロビールは、第三のビール「極ZERO」の販売を5月末の製造分で終了すると発表しました。
国税当局の製法への調査で、第三のビールと認められない恐れが出てきたためだとか。
要するに、
「第三のビールっていってるけど、それって発泡酒でしょ。発泡酒の税金(⇒酒税のことですね)払ってね」
と言われたわけですね。
もちろん、税金は、
第三のビール < 発泡酒 |
第三のビールの税金は、発泡酒の60%程度で済んでいます。
追加の税金は、116億円くらいの可能性があるようです。
けっこうな金額ですね。
国税当局にとっては、会心のヒットだったのでしょうか。
それにしても、「極ZERO」を発泡酒だと疑ったきっかけは、なんだったんですかね?
*国税局の懇親会にて
部下「ヒック。こっ、この第三のビール、発泡酒みたいれすね~」
上司「ウィ~。じゃあ今からサッポロビールに電話して追徴課税だって言ってみっか~」
・・・こうして、我が国の国税収入は保たれるのであった。
(フィクションです)
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