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ややこしいことを、ややこしくなく

あなたの会社、さて、何月決算にしましょうか? の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。



あなたは、会社をつくることになりました。
さて、何月決算にしましょうか?

いくつかの参考になる考えを紹介しましょう。


第1期がもっとも長くなるように・・・

1月に設立したら12月決算、2月に設立したら1月決算・・・

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*実際、こういう決め方がもっとも多いようです


第2期に消費税がかからないように・・・

資本金が1,000万円未満の会社でしたら、第1期の月数を7か月以下になるようにします。

第2期に消費税がかかるか、かからないか?
 この判定には、第1期の売上高や人件費の金額が関係しているため、ややこしくなりがちです。
 ややこしいことにしたくなければ、第1期の月数を7か月以下にします。
 こうすることによって、第2期に消費税はかかりません。

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決算の予測をしやすくするために・・・

売上の変動が少ない時期を期末近くになるよう決算月を決めます。
こうすることによって、決算前の利益や税金の予測にブレがすくなくなります。

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会計事務所の都合で・・・

会計事務所から「〇月決算は、数が多くてウチがたいへんだから、ほかの月にしてくれない? 〇月なんて数が少ないし、どう?」
*当事務所はこういうお願い(?)はしません。念のため。

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こう言われて、決定します。


一度決めた決算月を変更するには

一度決めた決算月を変更するには、どうしたらいいでしょうか?
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