旅行記をおもしろい部分から書けるようになろう! の巻
町田の税理士 高橋浩之 です。
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旅行記をおもしろい部分から書けるようになろう!
堀井憲一郎著「いますぐ書け、の文章法」にこんな記述があります。たとえば、旅行記なら、準備して、当日朝起きて・・・と時系列に書くのではなく、クライマックスから書く。その旅行で一番の熱狂から始める。おもしろかったことを冒頭に。それが文章を書くときに一番大事な「読み手の立場になって書くこと」だといいます。
それを読んで考えた。
お客さんに対して業績を説明するとき、時系列で説明していないだろうか。売上がいくらで、原価がいくらで、販管費がいくらで・・・。こう順番どおりの説明になっていないか。なっているとしたら、それはもしかしたら、お客さん立場を無視した説明なのかもしれない。
業績のクライマックスは何か。売上が伸びたこと? 仕入原価が増えたこと? 人件費が膨らんだこと? いやいや、多くの中小企業にとって、業績のクライマックスは ” 利益はいくらか ” ということだ。
旅行記をおもしろい部分から書けるようになろう!
同書では、文章は断定せよ、とあります。───書く限りは断定せよ。言い切れ。言い切れないなら書くな。それが人に伝わる文章になる。そのためには文章末に「思う」はつけないほうがいい───。 うむ、なるほど。たしかにそのとおりだ。断定は大切だな。私もこれからは、なるべく文章末に「思う」をつけないようにしようと思う。・・・んっ? |
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