社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

「金持ち社長と宝くじ」と高額当選者破たんの物語、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。


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金持ち社長と宝くじ

今年(2015年)の年末ジャンボ宝くじの最高賞金は、前後賞を合わせて10億円。なんと、10億円です!

関与先の社長との雑談で、まれに宝くじが話題になることがあります。なんせ10億円ですからね。結構熱のこもった話し合いになったりします。

で、おやっとおもうのは、意外な社長が宝くじを買っているという事実。会社の業績も堅調。かつ、世間的にはたっぷりと収入がある社長が宝くじを買っていることがあるんですね。金持ち社長と宝くじ。すこし意外な組み合わせです。

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*「宝くじ、おくれ」金持ち社長と宝くじ ─ 以外な組み合わせ ─
ちなみに、↑ ビル・ゲイツのつもり。ゲイツならみずほ銀行を買収して、宝くじのテラ銭をとった方が儲かるよね。いやいや、みずほ銀行は単なる委託先だからテラ銭は入ってこないか・・・。おっとその前にゲイツは社長じゃありません。


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宝くじを買う人間は金持ちになれない(?)

おカネに関する格言(?)で、「宝くじを買う人間は金持ちになれない」なんて聞いたことありませんか? 宝くじで安易におカネを得ようとする思考が金持ちになることを妨げている。こんな説明があったような気がします。でも、金持ち社長だって宝くじを買うことだってある! その格言は当たっていないのかな。


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高額当選者の破たん、その理由とは?

宝くじの高額賞金を当てた人は、経済的に破たんすることが多い。これもよく聞きます。ある説によると、宝くじの高額当選者の多くが、7年以内に自己破産しているとか。「高額」とか「多くの」とか、あいまいな言葉のあとに、「7年以内に自己破産」なんて急に具体的な表現があったりして、なんだかよくわからない説です。

ホントのところはどうなんでしょう。ひとつ言えるのは、金持ちには金持ちの思考回路がある、ということ。

たとえば、高級億ションを買う場合。おカネを持ち慣れていない人は、たとえば宝くじで当たった1億円があれば、それで1億円の億ションを買ってしまう。でも、それじゃ、やっていけなくなる可能性大です。そういった億ションは維持費も高額ですから。

おカネを持ち慣れている金持ちは、毎月の管理費や修繕積立金をはじめとする維持費も織り込み済み。

車もそうですけど、高額なモノにはそれなりの維持費がかかる。そういったことを身を持って知っているかいないか。そういった思考ができるかできないかが運命の分かれ道、なんでしょうかね。

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 *やはり普段から高い買い物に慣れてないとダメかなぁ・・・


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年末ジャンボ宝くじの販売は明日(12/22)まで。さて、あなた、買いますか?



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