「世界征服」は可能か? の巻
朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきました。
町田市の税理士 高橋浩之 です。
高橋会計の本棚から。
第1回目は『「世界征服」は可能か?』(岡田斗司夫著)
オトナのための「世界征服」入門です。
世界征服をたくらむのは、悪の秘密結社と相場はきまっています。
悪の秘密結社がどうやって世界を征服していくのか。
その手順が具体的に紹介されています。
当たり前ですが、世界征服をするには、やること、多いです。
■目標の設定
理念といってもいいかも知れません。
目的というか理念というか、そのあたりがしっかりしていないと、その後の世界征服活動に支障をきたします。
■人材の確保
世界征服はひとりではできませんので、優秀な人材が必要です。
ここでも理念が重要なキーワードになります。
「給料のよさ」でつるよりも「理念に共鳴した仲間」を集めるのが大切です。
■資金の調達
てっとり早く稼げる非合法な方法を検討するのがいいようです。何せ悪の秘密結社ですから。
日本政策金融公庫の創業者貸付を検討する、なんて似合いませんね。
■地道な活動
いきなり世界征服は無理ですので、地道にコツコツと世界征服のための努力を続ける必要があります。
悪の秘密組織が地道な努力!?
うまくいかないときは、反省会を開きましょう。
■人の管理
部下に現実的な目標を示し、その目標を達成したら十分にほめることが大切です。
■後継者問題への対処
世界征服が成功し、世界中をひれ伏せさせても、最後の大仕事が残っています。
後継者の指名です。
子どもを後継者にするのが無難でしょう。
中小企業でも、後継者を子どもにすると、周りの取引先なども安心するようですし。
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*凡人が考えると、世界征服してもこの程度
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さて、
理念を明確にして、人材と資金を確保する。
地道な努力をしながら、部下の管理もしっかりする。
最後の大仕事として、後継者問題に対処する。
これ、まるっきり会社経営そのものだと思いませんか。
そうです。この本は、会社経営のためのビジネス書としても読めるのです。
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- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
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