社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

(関西弁訳)減価償却は月割りする、の巻

こんにちは。
町田市の税理士 高橋浩之 です。

関西弁での減価償却の解説(続)です。

減価償却ちゅうのは月割りしまんねん

「ことしはようけ稼いだで。今月決算やけど、税金ガーッ減らせないやろか」

こんな社長はんが秘策を思いつきましたで。
      ↓ ↓ ↓
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そや!
値ぇの張る中古車買えばええんちゃう!?
そうやな、中古のベンツ4年落ちいったろか。Sクラスなら4年落ちでもわりと値ぇ張るやろ。
耐用年数は6年からバーンと4年引いて、ドーンと2年や。
ドッカーン経費落とせるで。
ウハウハやな。
んー、こういうのなんちゅうの?
わし天才、とか?
照れるがな。頭冴えすぎで自分で自分がこわいし。

・・・ところがでんな、社長はん。
残念ながらこないうまくいきまへんねん。減価償却ちゅうのは、月割りしまんねん。そやさかい、年度末に買うた中古車の減価償却は十二分の一にしぼみますねん。
節税効果かてしぼみますがな。
しゃ、社長、社長はん、肩落とさんといて~

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*関西に縁がないので、関西弁の用法に誤りがある際はご容赦を。