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青色申告をしている法人は、赤字を将来へ持ち越せる、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。



青色申告をしている法人は、赤字を将来へ持ち越せる

ある年度に赤字が出た。

こんなときは、その赤字を将来に持ち越すことができます。

たとえば、100万円の赤字ならば、翌年度はその100万円を差し引いて、税金の計算をします。


もし、翌年度に100万円の赤字を引ききれなかったら?

残りの赤字は、そのまた翌年度に持ち越します。
以下、なくなるまで、最高9年後までの持ち越すことができるのです。


ただし、これには、大切な前提条件があります。

青色申告をしている法人でなければ、この赤字の持ち越しはできない、のです。


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*(左)イータ君。国税庁のキャラクターです。



青色申告をしていない法人は?

じゃあ、青色申告をしていない法人の赤字はどうなるか、って?

その年度は、赤字なので税金を納付することはありません。

でも、その赤字は、将来への持ち越しはできません。
その赤字は将来に向かっては、なかったことになる、というわけです。


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*青色申告をしていない法人は、赤字の持ち越しができない。



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