社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

『生涯最高の失敗』の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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独創性を発揮するために必要なのは「勇気」

2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんに『生涯最高の失敗』という著書があります。ご本人の手によるものとしては、唯一の本のはず。

その中の印象的な一節をご紹介します。

「独創性を発揮するには何が必要か?」こう聞かれて、ノーベル博物館のリングヴィスト館長が挙げたのが、つぎの9項目だそうです(重要度の高い順では、たぶんない)。

1.勇気
2.挑戦
3.不屈の闘志
4.組み合わせ
5.新たな視点
6.遊び心
7.偶然
8.努力
9.瞬間的ひらめき

「勇気」というのは、ちょっと意外な感じがします。でも───、

あたらしいことを思いついても、それを表に出すには「勇気」がいります。こんなことをいったら笑われるんじゃないか。言い出しっぺの責任が生ずるんじゃないか。こう心配になりますから。今までだれもいったことのないこと(独創的なこと)を口にするのには「勇気」が必要。

そういえば、こんな川柳があります。

───会議後に ポンポン飛び出す 好企画───

会議後のリラックスした空気だと、「勇気」がなくても、独創的な発想がでるんだけどなあ(笑われる心配なし。責任も生じない?)。

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*さきほどまでの重苦しい雰囲気はどこへやら。好企画目白押しでなによりです。

生涯最高の失敗 (朝日選書)

生涯最高の失敗 (朝日選書)





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