社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

国税のクレジットカード納付ができるようになった、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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国税のクレジットカード納付ができるようになった!

2017年(平成29年)1月から税務署に支払う税金(⇒国税)のほぼすべてが、クレジットカードによって納付することができるようになりました。

というと、税務署の窓口でクレジットカードをかざせば税金の支払いができる。こんなイメージをもちますよね。でも、実際はそうではなくて、国税のクレジットカード納付はインターネットを利用した手続きなのです。

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*税務署の窓口でこう言ってみても、ダメ。窓口ではつかえません。国税のクレジットカード納付は、インターネット上での手続きなのです。


そうはいっても、税金の支払いのために銀行に行かなくてよくなるから助かる。いつだって納付できるし。それに決済までの日数をかんがえると、実質的に納付を先延ばししたことになるね。一石三鳥じゃないか。←クレジットカード納付は、いいことずくめのような気がしますが・・・

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クレジットカード納付には手数料がかかる

じつはクレジットカード納付には、手数料がかかります。消費税込みで、1万円につき82円ほど。ということは、10万円の納付で820円。100万円の納付で8,200円の手数料がかかります。多いとみるか、少ないと考えるか・・・

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*「国税クレジットカードお支払いサイト」を利用しての納付です。手数料がかかりますが、それは国の収入ではありません。←国がやたら強調しているところ。


でも、クレジットカードなので分割払いもできるし、ポイントもつく。一度クレジットカード納付をしたからといって、ずっとそれを続ける義務もありません。

事前に税務署に申請をする必要もなし。国税を納付するときの選択肢として、頭の片隅にご記憶のほどを!



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