消費税、究極の節税方法(?)、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
■消費税、究極の節税方法(?)
消費税の究極の節税思いついちゃってさ。
秘策だよ。聞くかい?
インターネットで調べたら、消費税ってのは、預かった消費税から支払った消費税を引いた残りを税務署に支払う、っていうじゃないか。
じゃあ、最初っから預からなければいいじゃん。
預からなければ、税務署に払う分もないよな。
なっ、これコロンブスの卵だとおもわない?
だれにも言っちゃダメだよ。
■もちろん、この秘策は通用しません!
なんとなく、名案に聞こえてきそうな気がしますが・・・
もちろん、この秘策は通用しないのは、お分かりですよね。
消費税は、実際に預かっていなくても、預かったものとして、税務署に支払う税金を計算します。
もともと、会社は、消費税によって損も得もしないことになっています
ところが、預かっていないときは、会社が持ち出しで、つまり会社のフトコロから税金を支払うことになります。
消費税を預かるかどうか(消費税を転嫁できるどうか)は、取引相手との力関係もあり、簡単にいかないこともあるようです。
でも、預かっていなくても、税務署への支払いはなくならない。
その分は、会社の持ち出しになる。
このことはしっかりと認識しておく必要がありますね。
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