なんと！こんなものまで交際費、の巻

町田市の税理士　高橋浩之　です。

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会社が支払う接待交際費には限度額がある
会社が支払う接待交際費には、限度額があります。その限度額を飛び出して支払うと、その飛び出した部分に税金がかかるという仕組みです。

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なんと！こんなものまで交際費
気になる限度額は、原則として年間800万円（＊）。12で割ると、月あたり66万円くらい。さらに30で割ると、1日あたり2万円ちょっとです。毎日毎日、2万円も接待しないしな。限度額を飛び出すなんてことないだろ。←こうおもっているあなた。税金の世界での交際の範囲は、世間の常識よりもちょっとだけ広いのです。たとえば──、
＊ただし、資本金が1億円以下の会社などに限られます。

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タクシー代
得意先を接待、しこたま飲んで、帰りはタクシーで自宅へ。このときのタクシー代は･･･じつはこれは交際費。交通費かとおもいきや、さにあらず。税金の世界ではこのような付随的のものも交際費になるのです。

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　＊タクシー代　接待帰り　交際費

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接待相手が役員、従業員、株主
交際費を使って接待する相手はだれ？こう聞くと、接待するのは得意先にきまってるじゃないか。こんな答えが返ってきそうです。でも、税金の世界での交際費の相手先はそれだけに限りません。自分の会社の役員、従業員それに株主。事業に関係があるということで、このような人々たちが相手であっても交際費に含まれるのです。

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　＊う～む、これにかかった費用は果たして交際費になるんだろうか？ →なるんです。

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紹介料
取引成立のお礼に、紹介者に謝礼を渡す。紹介キャンペーンをやっているときなどのように、あらかじめ紹介者に謝礼の基準が示されているなら交際費ではありません。でも、そうでないとき。つまり、事前に、こんなときは紹介料を支払いますよということが公表されていないときに支払う謝礼は交際費になるんですね。

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＊紹介料は場合によっては交際費になる。
ただし、紹介を生業としている業者への支払いは交際費にはなりません。イラストのケース、ミドリ帽の男は、おそらく紹介を業としているので、支払う謝礼は交際費ではありません。