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江戸っ子は宵越しのゼニは持たない。それは景気がいいから の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。


宵越しのゼニは持たない=景気のよさ(?)

江戸っ子は宵越しのゼニは持たない。こんな言い回し、聞いたことありますよね。この言葉、江戸っ子の気風のよさを表しているとおもっていました。でも、そうではなく江戸時代の景気のよさを表現しているんだという説があるんですね。

曰く。貯蓄するのは、将来に対する経済的な不安があるから。その心配がなければ、貯蓄(⇒宵越しのゼニ)なんていらない。つまり、それだけ当時は経済的な不安がない時代、すなわち景気がよかったというわけです。

現代のボーナスの使いみち、1位は貯蓄

ひるがえって、平成に生きるわたし達。ある調査によると今年(2015年)の夏のボーナス使いみちのトップは、ダントツで貯蓄なんだとか。約6割のひとがボーナスは貯蓄に回すと答えているんですね。現代は、やはり将来に対する不安が強い時代なんですね。


将来への不安から貯蓄に励む世の中と、宵越しのゼニは持たないと言える世の中。無計画なのはよくないけれど、やっぱり「宵越しのゼニなんて必要ねえや」こんなことが言える世の中のほうがいい!

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 *おやおや、江戸時代にもゼニがないと困る人はいるようで・・・



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