ギャップをねらえ、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
■■■
悩める奥さまのレジ袋から「とんがりコーン」が・・・
すこし郊外の電車に乗ると、買い物帰りの奥さまがレジ袋を持ったまま乗ってくることがあります。そんな場面に遭遇したときのこと。
その奥さま、深い深い悩みをかかえているといったようすなんです。そんな感じがヒシヒシと伝わってくるんです。眉間にきざまれた深い皺が彼女の苦悩を物語っていて・・・。「はぁ~」今にもため息が口をついてでてきそうなんです。世の中の悩みをすべてかかえているような深刻な表情で。なにがそんなにあなたを悩ませるの? でも、ふと見ると、そんな奥さまが持っているレジ袋から「とんがりコーン」の箱が透けて見えていたんです──。
*悩める奥さまのレジ袋から「とんがりコーン」が透けてたんです
じつは、これは数年前のお話です。こんな日常の一コマにすぎない場面を、なぜ今でも覚えているかというと、それはギャップ。憂いに満ちた表情と「とんがりコーン」。「とんがりコーン」とそれに似つかわしくない深刻な表情。このギャップある組み合わせが印象に残ったからなんですね。
おそらく彼女は、家で5本の指に「とんがりコーン」をさすはず。苦悩のなかで「とんがりコーン」を指にさすようすにもまたギャップがあります。
人はギャップのあるものに惹かれる──。
■■■
ギャップあるものを目指そう!
2016年年末のいまブレークしているピコ太郎も、その魅力はギャップにあるという説があります。強面の中年男のコミカルな踊り。そのギャップがブレークの理由なんだとか。ある経営コンサルタントが語っていました。
アイデアは、異質なものの組み合わせから生まれるといいます。すなわち、それはギャップ。
人が魅力を感じるギャップを、どうにか経営に活かせないでしょうかね。ギャップを感じさせることのできる商品やサービスが展開できたら・・・。来年のテーマは、ギャップできまり、ですかな。
*2017年のテーマはギャップできまり!
*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。