社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

おっ、公平なはずの税金に特別扱いがある?! の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。



税金の世界には、特別扱いがある

雇用や給料を増やした会社の税金を安くする、という制度があります。

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税金は、会社の利益にかかります。
ですから、利益の多い少ないに関係なく、給料を増やした会社を優遇するこの制度は、理屈に合っていません。
特別扱いをしている感がありますよね。

実は、税金の世界には特別扱いがあるんです。


ほかにも、こんな特別扱いがあります。

■設備投資をした会社の税金を安くする
■試験研究におカネを使った会社の税金を安くする
■中小企業の法人税率を低くする
■中小企業には、交際費の枠を広げる


特別扱いには理由があるし、期間は限定

もちろん、理由がないのに特別扱いはしません。
特別扱いを設ける理由は、国の政策目的実現のため。

冒頭の特別扱いは、
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  こんな国の政策目的のためにもうけられているのです。


特別扱いですから、ずう~っと続けるのは、ヘンです。
ということで、特別扱いの制度は期間限定になっているのです。


税金のことはべつのこととして、期間限定というのはそそられます。
その気にさせるなにかがありますよね。

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*その気にさせているようす



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