社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

「全損?」っていうと「全損」っていう。こだまでしょうか、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。



符牒のはなし

どの業界にもありますよね、符牒(ふちょう)
その業界でしか通用しない言い回し、隠語です。

わたしは税務署に勤めたことはありませんが、税務署には多いでしょうね。
今では誰でも知っている〝マルサ〟だってもともと符牒だったわけですし。


わたし達税理士の間で使う符牒を挙げれば、
ねんちょう、くりけつ、ぜんそん、はんそん・・・

順番に、
ねんちょう⇒年調⇒年末調整 
くりけつ⇒繰欠⇒繰越欠損金
ぜんそん⇒全損⇒全額損金算入⇒全額経費になること
はんそん⇒半損⇒半分損金算入⇒1/2だけ経費になること

・・・なんだ、省略しているだけじゃん。おもしろくないね。



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「全損?」というと
「全損」っていう。

「保険証券確認した?」というと
「確認した」っていう。

「じゃあ、だいじょうぶだね」というと
「だいじょうぶ」っていう。


そうして、あとで
不安になって、
「通達調べたら半損ってことないよね?」っていうと、
「通達調べたら半損でした」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、長期平準定期保険です。



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