扶養控除は、ややこしいらしい、の巻
町田市の税理士 高橋浩之 です。
■扶養控除は、結構ややこしい
所得税を計算するときの〝扶養控除〟
むかしむかしは、それほどややこしいことは、ありませんでした。
ところが、
いまは、対象者の年齢によって、結構ややこしいことになっています。
※下記は、年齢以外の扶養親族の要件を満たしている前提での話です。
■0歳~15歳⇒扶養控除の対象にならない⇒控除額ゼロ
*中学生までは、扶養親族にならない
■16歳~18歳⇒一般の扶養親族になる⇒控除額38万円
*高校生は、扶養親族になる
■19歳~22歳⇒特定扶養親族⇒控除額63万円
*大学生は、特定扶養親族として控除枠が大きくなる
■23歳~69歳⇒一般の扶養親族になる⇒控除額38万円
*大きくなった控除枠がもとに戻る
■70歳~⇒老人扶養親族⇒控除額48万円
*もとに戻った控除枠が再び大きくなる
かつて、サッカー女子日本代表の澤穂希主将は、チームメイトに「苦しくなったらわたしの背中をみなさい」と言いました。
皆さんも、扶養親族の年齢区分で苦しんだら(悩んだら)、このブログの上のイラストを見てくださいね。
関連記事 ↓↓
- 衝撃の告白、の巻
- <よくある質問>宝くじ当たってウハウハ。こんな息子を扶養親族にできますか? の巻
- <よくある質問>ことし50になる息子を扶養親族にできますか? の巻
- 年老いた親と同居しているときの控除枠は大きい、の巻
*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。